二〇〇〇年四月から介護保険制度がスタートしましたoこれまで行政支
援を受けていた人も受けていなかつた人も介護に無関心ではいられません。
四〇歳以上の人はすでに四月から保険料が徴収されているのですから、介
護はもう他人事ではなく「自分事」なのです。
また六五歳以上の人も、半年間の据え置き期間を終えて、いよいよ二〇
〇o年十月から保険料が徴収されるようになりました。
二〇〇〇年八月に入って、父のもとにも区の介護保険課資格賦課係から
「足立区介護保険料決定(変更)通知書」が送られてきました。同封されていたお知らせには、「介護保険は、介護の負担を社会全体で連帯して支えあ
う、強制加入の社会保険です」と説明があります。段階別保険料が設定され
ていて、非課税者の父は第二段階になっています。.因幽旧凶日□ が父の保
険料です。
半年で七二〇〇円、 一年だと一万四四〇〇円も支出が増えました。でも、
一か月に三〇万円以上もの介護保険の恩恵を受けているのですから、それ
くらいの負担はしかたぁりません。
介護保険制度の導入は、今後の少子高齢社会を見据えて、これまで家族
が支えてきた介護を社会で相互扶助して取り組むということだそうです。
介護保険料を納めることによって介護をみんなで支え合う。